先日、受講生の森﨑仁美による講演会&ワークショップ「理念の力〜売り上げと幸せを2倍にする」を開催しました。
早速、参加者からの声がLINEグループに上がりました。
このところ、理念が単なる「お題目」や「綺麗事」ではなく、目標を達成するための必須ツールであるということについて何回かに分けて書きましたが、参加した人からの「生の声」はより響くだろうから、それを題材に書こうと思います。
共通して出て来たのが「ありたい姿」と「自分の軸」という言葉。
「ありたい姿」を明文化するのは、私のセミナー後のワークの中でも最重要ワークです。
なぜならそれが「真の目標」だから。
ほとんどの保険営業は、数字と、そこから得られる物質的なもの(家とか車とか時計とか)しか目標が設定されていないよね。
でもそれらは、「なりたい」なのよ。
セミナーではこういう言い方をしています。
「数字の目標を掲げて、1年後にそれを達成できたとしても、その間、毎日つらくて苦しくて、体や心を病んじゃったり、奥さんが子どもを連れて実家に帰っちゃったりとか……そういう自慢をするバカがいっぱいいるけど……でもそんなもん、何〜の意味もないでしょ。単なるアホ。
そうじゃなくて、『なりたい』の前に『ありたい』なのよ。
幸せな今日があって、幸せな明日があって、それで1年後には数字もしっかりできた……じゃなかったら、意味ないでしょ?」。
この「ありたい姿」を凝縮したものが「理念」なのです。
つまり「理念」というものは、ものすごく自分の思考性・指向性と一致している。
だから、理念を持つと「自分の軸がブレなくなる」という感覚を抱くことができるんだよね。
ところが多くの人は、押し付けられた会社の教えを受け入れちゃったり、迷った挙句、「こうすれば売れる」というマガイモノのセミナーにお金を払っちゃう……。
それって明らかに「他人軸」でしょ?
だからできないし、できないだけでなくあなたを苦しめるのよ。
もう1つ、共通して出ていた声が「森﨑さんの質問力と三洞の総括は素晴らしかった」というもの。
特に森﨑の「聞き出す力」「正解を引き出す質問」には、全員が感心していましたが、1人の青年がこんな質問をしたんだよね。
「ボクはついつい『聞く』のではなく結論を言っちゃうんですよ。そういう場合は、どうしたらイイでしょうか?」
それに対して森﨑は「示唆」という言葉を使って、まさに示唆に富んだアドバイスをしてくれたけれども、その後で私が「オレもちょっとイイかな?」とコメントさせていただきました。
「今、森﨑に『示唆』というヒントをもらって、それをやってみても、なかなか上手く行かないとか、しっくり来ないってケースもあるかもしれない。
その場合は、お前にはそのやり方は合っていないってことだからね。
実際オレは、示唆なんてしたことはないし、そもそも質問を一切しないしな。
森﨑はそれが得意だからやっているし、オレはズバッと言い切るのが得意だから質問も示唆もしない。
だからキミの場合も、試してみてしっくり来なかったら言い切るべきなのよ。
それで『即決にならない』と感じているのなら、それは言葉が甘いということ。
つまりは言葉の精査が必要……ってことだからね」。
こういうのが「正しい指導」であり、「こうすれば売れる」という他人軸での他者依存の指導やセミナーは、ほとんどの場合、あなたにとって害にしかならないのです。
最後に理念の「言葉の精査」について。
以下はLINEグループへの参加者の言葉の抜粋。
「理念を考えるワークの中では、私自身、『無難な言葉の羅列だなぁ、ピンとこないなぁ』と感じていましたが、懇親会の中でその事を発言した所 ご厚意でプチセッションして下さり、森崎さんの質問力の凄さを感じ、三洞先生には言葉選びのヒントも頂けて とてもありがたい時間でした」
そう、「最初はピンと来なかった」という人が何人かいたのです。
でもこれは、いつものこと。
で、上記のコメントに対して、別の人が「懇親会で見せていただいた、森崎さんのプチセッションからの三洞先生の言葉の精査は、本当に素晴らしかったです」と言ってくれています。
そうなのよ。
「売れるトーク」が「相手に刺さる言葉」でなければならないのと同様、理念の言葉は、しっかりと自分に刺さる(ピンと来る、元気が出る、安心できる)言葉であることが必要なのです。
でも、どうしてもそれが、ありきたりで無難な言葉になりやすいんだよね〜。
そうなってしまうのは既成概念。
「理念っぽい言葉」を選んじゃうから。
そこで参考になるのが、『小さい頃からお母さんに言われていた「あなたはいつもそうだよね〜」という言葉』なのよ。
森﨑の師匠の亜由美先生の理念セッションに最初に同席させていただいた時に、最も印象に残っているのがこの言葉。
「私も母から言われ続けていたけど、あなただってお母さんから『あなたはいくつになっても〇〇だよね〜』って言われていたこと、あるでしょ?
それがあなたが『嫌でもそっちに行っちゃう方向であり、理念の根幹』なのよ」。
素晴らしいな〜! と思いましたよ。
小さい頃から「嫌でもそっちに行っちゃう方向性」が理念だったら、努力や苦労が無ければないほど、自然にそっちに行っちゃう。
だから、理念があると自分の軸がブレなくなるし、目標達成の可能性も一気に高くなるんだよね〜。
そりゃそうでしょ。
無理なくできる方向に進むのだから。
最初に「私自身、『無難な言葉の羅列だなぁ、ピンとこないなぁ』と感じていましたが」と言った女性に対して、森﨑は「せっかくだからプチセッション、しましょうか?」と言ったのです。
彼女は「ぜひお願いします!」と言ったんだけど、最初の質問が「ご兄弟は?」だったんだよな〜。
これにはオレも「森﨑、すごいな〜!」と、今、思っています。
昔から2人の弟のお姉ちゃんで、仲が良くて、今でも仲良しなんだって。
だからいつも「お姉ちゃん」なんだって。
それを好ましく思っているんだって。
その話を聞いたから、私はこういう意味のことを言いました。
「小綺麗で無難な言葉じゃなくて、『私はあんたのお姉ちゃんになれる』(関西風イントネーション)の方があなたに合ってるし、お姉ちゃんを頼りにしていた弟たちにとっては響くだろ?」って。
そうした森﨑と私とのやり取りがあった上での、参加者たちの言葉なのです。
「理念」みたいな話になると、かなりの割合で「お役に立つ」のような言葉が出て来ちゃうんだけど……オレ、この言葉ほど間抜けでキモい言葉はないと思っています。
なぜなら、世の中の役に立たない商品やサービスは、黙っていても市場から淘汰されて行くのだから。
セミナーのレジュメにもはっきりと書いてあります。
生き残る商品やサービスは1,92%。
役に立たなかったら、生き残れるはずがないのです。
ダーウィンの進化論と一緒。絶滅しちゃうのよ。
だから、「役に立つ」なんてのは最低限の存在意義でしかないのだからね。
そんな言葉を理念に持ち込んじゃったらダメなのよ。
と言うことで、書き続けようと思えばいくらでも書けますが、この辺で。
とにかく「理念」は、目標達成のための必須ツールなのだということを認識してくださいね。
☆「理念の力〜売り上げと幸せを2倍にする!」

