(からの続き)

 ということで、本記事のテーマである「マーケティングマインドの初期設定」について、そろそろ締めようと思います。

 ただし、締めるからと言って、以降の記述だけを参考にしないでね。
 1と2に長々と書いたことがあっての上での、この「締め」なのだから。


 ということで、まず認識するべきは、「保険営業がやることは2つだけ」だということ。
 それは……

【STEP1】マーケティング……問題を教育し、見込み客に手をあげさせること
【STEP2】セールス……手をあげてくれた見込み客に対面し、売り切ること


 ところがほとんどの保険営業が、【STEP1】のマーケティングを一切教わっていない……。
 その状態で「活動量だ!」とだけ言われ、「売れ!」と会社は言う……。

 これって「前輪のない自転車」だからね。
 後輪だけでも前には進めるけれども、難しいし、体力は使うし、それなのにスピードは出ないし……。
 すぐに力尽きますよ。
 でも会社は「頑張って漕げ!」としか言わない……。

 酷すぎるよね〜。

 だからまずは「私がやることはたった2つだけであり、その内の1つの『マーケティング』がなければ、前輪のない自転車を漕ぐことになってしまうのだ」と明確に認識することが、マーケティングマインドの初期設定なのです。


 もう1つの初期設定。
 それは「マーケティングスキルの差が売り上げの差になる」と認識すること。

 あのね、マーケティングを知らない人は、真逆の勘違いをしているのよ。
 それは、「活動によって売り上げが増えるのだ」と、漠然と思い込んでしまっていること。

 これって、原始人レベルだからね。
 マーケティングというのは科学であり、科学によって時間と労力が減る。

 私は、「お前ら、飛脚かよ!」とか「洗濯機、買えよ!」とよく言うけれども、マーケティング不在というのは「前輪のない自転車」と同様、「電気が通っていない家」「川に洗濯に行くおばあさん」なのです。
 もはや話にならないのよ。

 その上で「真逆」と言うのは、科学は私たちの手間と時間を減らすためにある。
 つまり、マーケティング(科学)があるから活動量(時間と手間)が減り、「時間あたり売り上げ」が上がり、売り上げそのものが増える。

 つまりは、活動量を減らす方向に向かうのがマーケティングであり、最初から「活動量を増やす」というマインドがあったら、初期設定が真逆になっちゃうのよ。
 北上しようとしているのに、少し進んでは南下の磁場が働いてしまう……それが「売れなくて苦しんでいる状態」なのです。


 ということで、マーケティングこそがビジネスにおける不可欠の要素であり、それなしには成功なんてあり得ない……ということをしっかりと脳に刻んでくださいね。


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