
「IT革命」と言われたのが2000年。そこから四半世紀が経ち、今やあなたもWEBは日常であり常識であるはずです。
ところが、ほとんどの保険営業は「PCとスマホを持っている」というだけで、ITと保険の売り上げがまったく結びついていません。それって「異常!」なことだと思いませんか?
消費者にとってWEBは「日常であり常識」なのです。それならば売り手であるあなたにとっても、WEBが常識であり、日常である……これが「真の顧客第一」だと思いませんか?
◆「WEBだけで売り切れるようになろう!」
私、生保セールスとして「自慢できる数字」はそれほどありません。
「いつも楽しい」とか、「息子が小さい頃に、こんなに一緒にいた父ちゃんって、滅多にいないだろうな~」とか、「目覚まし時計不要の生活を手に入れた」みたいな“プライスレス”なものはたくさんありますが。
でも、2004年に「WEBだけで売り切れるようになろう!」と思い、20101年から、ずっとWEBだけで食って来た……というのは、かなりの自慢です。
だって、生命保険というのは、WEBビジネスの世界では「ビッグキーワード」と呼ばれる、クリック単価が高くて競合状態が超激化しているジャンルの1つなのですから。
例えば「生命保険 見直し」なんていうキーワードでググると、当然のごとく、ニッセイとか第一生命とか、アフラックとかあんしん生命とかが上位にズラ~っと並んじゃう。
検索上位に来るためには、1クリックあたり数千円もの金額を払わなければならない……イタズラで100回クリックされたら、それだけで破産してしまいますよ(笑)。
そんな中で、「五十田敏」という個人代理店が、保険会社から毎年表彰されるぐらいの契約をWEBだけで得ていたという「事実」があるのです。
このことを、事情をよく知っているWEB制作会社やWEB広告会社やWEBコンサルティングの会社に言うと、一様に「すっごいですね~!」と驚嘆されるほどのことなのです。
今でも、12時間セミナーは対面で行いますが(楽しいからできる)、でも、その集客はWEBだけでやっていますからね。
ということで、レッスンの1回目は、「WEB集客を始める前に、決めておくべきこと」についてお話ししますが、まずはその前提として「なぜWEBなの?」という話をしたいと思います。
◆なぜWEBなの?
いつも言っているのですが、ほとんどの人が「やっていること(プロモーション)の数」が少なすぎるんだよね~。
「電話とポスティングです」とか、「1回、DMをやってみました」とか、ひどい場合には「紹介に注力しています」としか言えない人もいる。
そんなことは「やっても意味がないこと」「やっていてあたり前」のことであって、「見込み客獲得のために、何をやっていますか?」と聞かれて答えるようなことではありません。
正しい答えは、「……いや、いきなりそう聞かれても、たくさんあるので……え~と、アレとアレとアレと、あ、アレもあったな。ちょっと待って下さい、今、紙に書き出しますから」です。
たくさんの事をやらないと売れないのだから、今時なら、その中にWEB関連のことが2つや3つは入っているのが普通なのですよ。
だって、誰だってパソコンとスマホは使っているのだし、LINEで連絡しているのだし、インスタやFacebookやYouTubeやXのアカウントを持っているのだしね。
電車での移動中とか、アポの合間の時間とか、寝る前の30分とかでもできる。
そう考えると、WEBでの見込み客獲得は、今や「必須」と言えるのです。
以上を読んだ上で、「自分はWEBも嫌いだし、パソコンやスマホは大の苦手だから、やる気はない」という方は……やる必要はありません。それが正解。
ただし、「それは私の生保セールスビジネスには使えない」は、絶対に使ってはいけない言葉だと、セミナーでも言っていますが、私は、マーケティング理論に沿った話しかしませんから、WEBマーケティングに関する話でも、対面リアルのビジネスにもそのまま使えます。
だから、「関係ない」と読むのをやめることはせず、「自分のビジネスにはどうすれば使えるのか?」と思って読んでいただきたいと思います。
◆WEBマーケティング、はじめの一歩
さて、WEBを使って見込み客を獲得するための第一歩は「何を、どこまでやるかを決める」です。
これは、あなたの「適性」「技能」「経験」によって変わります。
セミナーの「強みを生かす」「苦手を克服しようとしない」を正しく理解できていれば、すぐに私の言いたいことが推測できるでしょう。
例えば、前職がシステムエンジニアなら、たとえ一社専属のセールスであっても、「WEBだけで集客する!」と決めてしまっても構いません。むしろそうするべきです。
対して、「WEBには詳しくないけど、三洞さんみたいに家から出ないで契約を取りたいから、WEBを使う」なんて考えだと……まあ、まず間違いなく時間の浪費に終わるでしょうね。
より具体的に言うと、「以前、5年ほどmixiをやっていたことがある」とか、「現在、Amebloで趣味の日記を書いている」という人と、「そういうことは苦手」という人とでは、「どこまでやる?」のレベルは違って来ます。
ちょっと横道にそれますが、もう一つ、大事なことをお伝えしておきます。
WEBでの仕事というのは、ある意味、とっても危険です。
これは、保全活動と共通するものがあります。なぜなら「仕事をしている気になってしまう」から。
保全活動は明らかな「仕事」ですが、「やらなければならないこと」ではありません。本来は、「保険料を預かっている会社」がやるべきことです。念のために言っておきますけど、断じてセールスは、契約を「預かって」はいませんよ! 契約の仲介をして、その手数料をもらっているだけです。
保全活動に時間を掛けても、罪悪感は一切感じないでしょうし、「正しい仕事をしたのだ」「時間が掛かっても仕方ないのだ」と簡単に自分を納得させることができます。
でも、私たちの仕事は「契約を取ること」です。だから、「紹介、または追加契約を取るために、この保全活動をした」と明言できない保全活動は、自己満足でしかありません。
WEBの仕事は、さらに危険です。保全活動よりも、街をウロウロするよりもはるかに危険です。
なぜなら、パソコンに向かっていれば仕事をしている気になれるし、しかも、リアルで街をうろつくよりも、はるかに誘惑が多いから。
リアルと違って、無料で「誘惑に乗る」ことが可能だしね。
例えば私がパソコンに向かって作業をしていて、「深田恭子の最新水着写真」というリンクを発見したら……間違いなくそのリンクをクリックします。写真を眺め、ダウンロードし、「もっと写真はないか?」と探し、探している内にもっと過激なリンクが目につき、当然のごとくリンクをクリックして……あっという間に1時間、2時間が経過してしまうでしょう。
だからこそ、これから述べる「決めておくべきこと」が重要なのです。
◆決めておくべきこと
決めておくべきことは2つです。
1、どのメディアを、いくつ使うか?
2、週に何時間費やすか?
まずは1について。
前述したように、これは「適性」「技能」「経験」によって変わります。
私の場合は、
【適性】
●家から出ずに、部屋に籠っていられるのなら、それが最高!
●チマチマした地味な作業は、実は大好き。
●一度やり始めたら、キッチリやらないと気が済まない性格。
●文章を書くのは大好き。書いた文章に反応してもらうのはもっと好き。
【技能】
●WEBに関する技能はほとんどない。
●ただし、コピーを書く能力はかなりある。
●単なる文章を書く能力はもっとある。
●理解力はある。習得も早い。
●作業スピードはかなり速い(当時は)。
【経験】
●WEBビジネスの経験はない(ただし当時はほとんど誰も経験がなかったし、生保セールスでは皆無だったと思う)。
●マーケティングプランナー、広告代理店社員としての経験はある。「広告して、売る」ということは、リアルでもネットでも同じ。
以上のような分析から、「もう、ネットだけでやる!」「まさに私のためにある手法じゃないか!」と思えたので、「いくつのメディアを使うか?」については「使えるものは全部」と決めました。
当時は「使えるメディア」は今よりもはるかに少なかったから、安易に「全部」と言えました。FacebookもTwitterもAmebloもLINEもインスタもなかったからね。
今はもっともっとたくさんのメディアがあるので、「何をやる」をかなり限定しないと、それこそ「毎日やっていても、1馬力では無理!」になってしまいます。
だから、例えば「Amebloで記事を書いて無料テキストの希望者を集めて、AmebloへのアクセスアップのためにFacebookとTwitterを連動の設定にする」といったように決めることが必要になります。
それによって2の「週に何時間費やすのか」が決まります。たくさんのメディアを使うなら、それ相応の時間を割かないと無理ですから。
見込み客を獲得しようと思ったら、最低、週に2日ですね。それ以下だと、「毎日、Amebloで日記を書いていたら、年に2件くらいはAmeblo経由での契約が発生するようになった」というような副次的なものになるでしょう。もちろん、それはそれで構いません。
私の場合、WEBだけで保険を売ろうと思ってからの5年間は、ソニー時代よりもはるかに仕事をしていました。
だって、サイトを作ったり文章を書いたりするのは苦痛でも何でもなく、むしろ楽しみでしたから。
だから、土日祝日関係なく、毎日12時間以上、パソコンの前に座っていましたよ。
それができるのが「適性」。適性がない人の場合は、「楽そうだから」という理由でWEBだけで売ろうとしても無理なのです。なぜなら、全然楽じゃないから(笑)。
◆最後に……何よりも大切なこと
ということで、今回は初回ということで、作業前の「決めておくべきこと」しか述べませんでしたが、何よりも大切なことを最後にお伝えしておきます。
それは「継続」。
もうね、ほとんどの人が、3ヶ月も経たないうちにやめちゃうんですよ。「効果がなかった」なんてフザケたことを言って!
あのね、私は、毎日毎日、泥酔していようが二日酔いだろうが、5年間1日も休まずに8000文字平均のブログ記事を更新しました。
だからこそ、日本全国から見込み客が集められるようになったのです。それを、つまらなくて短い記事を3ヶ月ぐらい書いて、「効果がなかった」などと言うのは「ナメてんのか!」でしかありません。
WEBビジネスというのは、まさに「レバレッジ」なのです。継続する事によって、アクセス数と被リンクが増え、記事が増えてキーワード検索に引っ掛かる率が高くなり、Googleの評価も上がります。
だから、「やると決めたのなら、ず~っとやる!」。それを実行しないと、時間の無駄遣いにしかなりません。
私たちがやっているのは「一生食って行くためのビジネス」ですからね。WEBで売ろうと思うなら、それだけの覚悟は絶対に必要でなのよ。
追伸的な文章になりますが、本当はもっと短く、あっさりと終わるつもりだったのです。
でも、書き始めたらどんどん書けちゃうのは……それだけ私が、WEBマーケティングに注力していたということなのです。
◆教材「WEB SALES Blueprint」
