愛語のチカラ

2012.9.11|しあわせ、感じました。

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 大好きな良寛さんの書に 「愛語」 という作品があります。
 字がまた実に可愛らしくて良いのですが (良寛さんの作品はどれもそうですが)、書かれている言葉が何とも良いのです。

 「……向テ愛語ヲキクハオモテヲヨロコバシメ、ココロヲ楽シクス……」

 要は、相手がどうだとか、状況がどうだとかいうことは関係なく、やさしい言葉を常に投げかけることが大事で、そうするとそれが自分に返ってきて、とってもしあわせになれますよというようなことが書いてあります(内容はもっと奥深いですが)。

 先日、つくづく「そうだよな~」 と感じることがあったおかげで、「これからは私もこれを心がけよう」と思ったら、早速その日に、お客様から久々に、「三洞さんって、怒る時って、あるんですか?」と聞かれました。
 きっと、そう聞きたくなるような、穏やかな顔になっていたのでしょう。

 さらに、愛語とは意味あいは少々違うかもしれないけれども、「なるほどな~」ということが起こりました。
 買い物の際に、購入金額よりも少ない金額を請求されるということが、立て続けに3回も起きたのです。

 その最初が、久しぶりに本屋で本を買った時のこと。
 大手書店で4冊の本を買ってレジに並んで会計をしたら、何となく金額が少ないような気がしました。
 本と一緒に渡されたレシートを見れば、3冊分しか印字されていません。

 普段であっても、「得しちゃった♪」で済まさないとは思うのですが、愛語ということを心がけていたおかげで、すぐに「これ、1冊分、抜けてますよ」という言葉が出てきました。
 やさしい口調で、笑顔で言えました。
 20歳そこそこと思われるかわいい顔をした男の店員さんは、何度も「お待たせしてしまって、申し訳ございません」と恐縮しつつレジを打ち直しましたが(POSなのでデータをクリアする手間が掛かるのです)、帰り際、もう私がレジを過ぎ去っているのに、大きな声で、
 「ありがとうございました。またお越しくださいませ」
 と言ってくれました。

 本当に「ありがとうございました!」という気持ちが感じられる声を聞いて、「ああ、店員さんは、あたたかい気持ちになれたのだろうな~」と思ったら、とってもしあわせな気持ちになれたのです。
 わずか500円ほどのこと、しかも私は余分にお金を払ったわけではないのに、はるかにそれ以上の「得した気分」になれました。

 その後、同じ事が続けて2回起きました。
 酒屋さんで720円、コンビニでコーラ2本分。
 いずれもさしたることはない金額ですが、その度にしあわせな気分になれましたし、何より同じ事がこうも続けて起きるということに、「愛語」のパワーを感じました。

 「・・・・・・愛語ハ愛心ヨリオコル。愛心ハ慈心ヲ種子トセリ。愛語ハ廻天の力アルコトヲ学スベキナリ。タダ能ヲ賞スルノミニアラズ」

 かつては、面と向かっての悪口の歯切れよさを喜ばれ、イイ気になっていた私ですが、それこそ若気の至りと恥じ入るばかりであり、こうした愛語の気持ちを忘れずにいたいと心から思っているのですが・・・・・・しかし、バンカラ中高時代を過ごした影響で、時折毒舌が顔を出し、その度に少々反省する三洞なのです。


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