「61%の新入社員が終身雇用を希望」について

2012.9.8|三洞の「これが言いたい!」

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若者が「終身雇用」を希望しているという調査結果が相次いで発表されているようですね。
「今の会社に一生勤める」と答えた今春入社の新入社員は、過去最高の60.1%となっているそうです。
ITバブルの2000年には20.5%・・・・・・大きな変化です。

こうした結果を見て、「今の若者は保守的」といった見解を示すのはあまりにも安直でしょう。
一方では、就職3年・5年以内の退職率に大きな変化はないとの結果も出ているのですから。

正しくは、「今時の若者は」ではなく「今という時代は」なのでしょうね。
数字が示しているのは時代背景でしかないのです。
就職難の時代であれば、新入社員が「もうツラい就活はしたくない」と思うのは当然ですし、苦労して入った会社であっても、会社や先輩たちの実態を目の当たりにして辞めたくなる人がいるのも、ごく自然な行動と言えます。

私たちがすべきことは、批評ではなく、私たち自身のあり方について考えることだと思います。
どんな社会情勢や世相であっても、私たち年長者は、生き生きと働く姿を若者に見せてあげることが大切です。
「子供の教育は、まず親から」と同様に。
「私もああなりたい!」と思える先輩が社内に居れば、「この会社で私も活躍したい」と思うでしょう。
起業して楽しく仕事をしている人と出会えば、就職難の時代であればあるほど、その人と生き方に憧れることでしょう。

さらにもう一つ。
「61%の新入社員が終身雇用を希望」という数字は、若い世代の認識不足、勉強不足を表すものです。
今の時代、終身雇用がどれほどの安定をもたらすのか。
終身雇用という概念は、今でも通用するのか。
社員が終身雇用を望むのは自由だが、会社自体が定年まで存続する可能性はどれほどのものなのか。
そして、5年後には、はたして世の中がどうなっているのか・・・・・・。
そうしたことがわかっていないから、「終身雇用を希望する」と答えてしまう若者が増えているのす。

つまり、この数値は、世相の反映だけでなく、年長者が若者に正しい見解を伝えてあげられていない証拠でもあるのです。

安直な批評ではなく、年長者が勉強することこそ必要なのです。
それを見た若者が、自ら学ぶことの大切さを実感できるように。


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