未曾有の出来事

三洞の「これが言いたい!」

選挙、自民大勝、民主惨敗ですね。

メルマガ「FP救急隊ニュース」も、ブログ記事も、政治のことを書いた時にはなぜか反応が高いのです。
でも、今日はさほど書きません。
ちょっと空しくなりそうなので。

でも、私らしく、選挙結果をふまえた家計やお金に関わる本質について書こうと思います。

まずは選挙の結果に対する感想を軽く。

放送局に関わらず、選挙速報番組で、「民主党に対し、期待を裏切られたと感じた多くの人が・・・」という表現がありました。
まあ、表現は合っているのでしょうが、多くの人は、一体、どんなことを期待していたのでしょうか?
まさか急に景気が良くなるとか、またバブルが来るとか思っていたワケじゃないですよね?
政権が変わっただけで、何かが劇的に変わるワケはないのに・・・。

結局は、そんなこともわからない国民だらけの国なのです。
そして、ほんの3年間で「裏切られた」と感じたら、それまでず~っと裏切られていた、あるいはわからないように少しづつ騙されていたところに戻ってしまうことを望む国民だらけの国なのです。
今日の低迷も当然と言えるでしょう。


で、私、選挙前には、「結果はどうあれ、大事の前の小事」と言っていました。

神田昌典さんの本「2022ーこれから10年、活躍できる人の条件」 、そしてジェームス・スキナー「略奪大国~あなたの貯金が盗まれている!」を読めば、2016年頃には日本はデフォルトすると思わざるを得ません。
(私はこの2冊と「世界のお金持ちはどこへ投資しているのか?」の3冊を同時に注文しました。この3冊を続けて読んだら、誰でも素直に「ああ、デフォルト、するな」と思えてしまうはずです)

明確な「デフォルト」ではなくても、似たような状況・・・つまりはかなりの非常事態にはなるでしょう。
ギリシャなんて比じゃありませんよ。

その前提に立てば、選挙結果など、所詮は細事でしかありません。

そして、その時には、自民党が政権政党であるべきです。
敗戦時の戦犯と同じです。
その時が来て裁かれるべきは、原因を作った張本人でなければおかしいですから。

その意味では、今回の選挙結果は、正しいシナリオと言えるのです。


私たち庶民にとって大切なのは、その時の生活です。
かなりの会社が潰れるでしょう。
会社の大きさとは関係ありません。むしろ、大きい順に潰れるという認識が正しいのです。
預金封鎖にもなるでしょう。
流通も一時的にガタガタになるでしょう。
東北の震災の時、近所のダイエーの食品売り場の商品が半減しましたが、もっと大きな現象が、全国的に発生するでしょう。

シミュレーションは尽きませんが、その前に、今、必要なのは「正しい認識」です。
これまでの常識・・・特にお金や仕事に対する常識は、もはや役には経ちません。
しかし、多くの人のお金や仕事に対する考え方は、親の世代と変わらないのです。
もはや現状においても役に立たない考え方のままであっては、社会が激変した時には、多大な困難とストレスを抱え込むことになってしまいます。


そうならないためには、勉強するしかありません。
選挙は、結果がどうあれ「焼け石に水」でしかありませんが、自分のための勉強は、自分の生活のための、唯一「政策」なのです。


今、選挙速報番組の中で「この結果は、未曾有の出来事」という言葉が出ました。
象徴的な言葉だと思いました。
多くの人が、自民党に期待は抱いていないのに、歴史的大勝をおさめた・・・。
数年後におこる「未曾有の出来事」への序章なのでしょう。



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